LPBフォーマット交換サイト

gem-lpb.comは電子機器開発に関与する企業がLSI・パッケージ・ボードの技術情報を安心・安全に交換できるサイトです。

LPBフォーマット交換の課題

より優れたエレクトロニクス製品をより早く生み出したい!電子機器開発・半導体開発のフロントローディングを進めるには関係する企業が開発早期から協調して技術情報を交換できる仕組みが必要です。国際標準LPBフォーマット(IEEE2401/IEC63055)の制定によりその技術的基礎が作られ、EDAベンダーや部品ベンダーのサポートも始まり、開発の現場で使われ始めています。詳しくはLPBフォーマットの開発普及で主導的な役割を担っているJEITA/SD-TCのサイトをご参照ください。今後は、いよいよ会社をまたいだ活用に広がって大きな成果を出すことが期待されています。しかし、まだLPBフォーマットの検査・確認を行う環境が十分揃っているとはいえず、このままではファイル受け渡しがスムーズにいかないなど、今後の企業間の協調に支障をきたす恐れがあります。

gem-lpb.comが提供するソリューション

弊社はJEITA/SD-TCの活動に早期から参加してきた経験を活かし、企業間でLPBフォーマットを安心・安全に交換するための場として、LPBフォーマット交換サイト gem-lpb.com を開発してまいりました。

当サイトにユーザ登録することにより、お客様はLPBフォーマット(IEEE2401/IEC63055)の検査・確認・交換ができるようになります。例えば、LPBフォーマットを入手したユーザは、受け取ったデータをgem-lpb.comにアップロードして検査・確認し、その上でデータを受け入れる、といった利用が可能です。また、LPBフォーマットを他社に送りたいユーザの場合は、送りたいデータをgem-lpb.comにアップロードして検査・確認した上で相手にデータを送付する、といった利用が可能です。EDA企業の方がLPBフォーマット入出力プログラムの開発・デバッグのために利用することも可能です。以上はユーザ単独での活用例ですが、さらに一歩進めて、データの送り手と受け手の両方が本サイト上にユーザ登録し両者でグループを組んでいただければ、他にデータを送ることなく本サイト上でデータを受け渡すことが可能です。もっと進めて、3社以上の企業間でデータを共有することも、いとも簡単に実現できます。本サイトは高い安全性と機密性を有する Amazon AWS のクラウド環境を利用して運営されています。

無償で提供されるサービス

LPBフォーマット交換サイト gem-lpb.com へのユーザ登録は無償です。そして無償で基本的なサービスを受けられます。具体的には、ファイルアップロード・文法チェック・ビューイング・ダウンロードなどの各種機能が利用いただけます。無償ユーザが個人で使えるディスク容量は10MBまでという制限がありますが、グループ管理者の要請を得てグループに参加すれば、グループ用のより大きいディスク領域を他のグループメンバーと共有して使用することができます。

有償で提供されるサービス

高度な機能については有償でご提供いたします。具体的には次のとおりです。

  1. 個人用のディスク容量を増加は有償で可能です。
  2. ユーザ間でデータを共有するためのグループを作成するためにはグループ用ディスク領域を購入する必要があります。(グループへのユーザ登録機能やグループ管理機能は無料)
  3. 本サイトに搭載しているLPBフォーマット検査機能等を有するダウンロード型ツール GemLPB が有償で利用可能です。
  4. 本サイトと同じサイトをイントラネットに導入することは有償で可能です。

ファイルエクスプローラ(無償)

サイト操作の中心となるのは上図に示すようなファイルエクスプローラ画面です。ユーザはそれぞれホームディレクトリを持ち、ファイルエクスプローラ画面を使ってファイルのアップロード・ダウンロード・ファイル一覧の表示・ファイルのコピーや移動・バックアップなど、各種のファイル操作が可能です。グループに所属したユーザは自身のホームディレクトリの他にグループ用ディレクトリにも同様にアクセスでき、ホームディレクトリとの間でファイルをコピー・移動できます。他のグループメンバーにとっても同じですからグループ用ディレクトリはグループメンバーがデータを共有する場となります。すべてのユーザは自身のホームディレクトリと参加グループのディレクトリ以外のディスク領域にはアクセスできないため、データの機密が保たれます。エクスプローラからはファイル操作の他にフォーマットチェッカーやGフォーマットビューアの起動が可能です。

フォーマットチェッカー(無償)

ファイルエクスプローラ上でファイルを選択しフォーマットチェッカーを起動すると選択ファイルについてチェックが行われます。複数のファイルを選択しておけば一度に検査されます。純粋に文法的な検査だけでなく参照リンクが切れていないかという内容的な検査も実施されます。ファイルの種類を指定する必要はなく、拡張子などから自動判定されてファイル種類に応じたチェックが実施されます。現時点でCフォーマット、Nフォーマット、Gフォーマットの検査が可能です。他のフォーマット(R/M)の検査については今後開発予定です。

Gフォーマットビューアー(無償)

LPBフォーマットの中でもGフォーマットは、ネットリスト・部品配置情報・配線図形をひと揃いコンパクトにまとめたレイアウトデータベースであり、活用シーンが多いファイルのひとつです。上図で表示しているデータは、電源モジュールメーカーがモジュールを搭載した基板レイアウトの例をGフォーマットの形式で公開しているものです。gem-lpb.com の提供するGフォーマットビューアは無償にもかかわらず有償ツールも備えていないデバッグ機能を有します。このデバッグ機能は、データの内容について送り手と受け手の想定がずれていた場合などに、どこに問題があるのか調べる際に役立ちます。

ディスク容量の変更(有償)

ディスク容量費用(税別)
10MB無償
100MB1,000円/月
1GB3,000円/月
10GB9,000円/月
100GB27,000円/月

ユーザは登録当初ホームディレクトリ用として10MBのディスク容量が無償で利用できます。それでは足りない場合、Shopping > Disk Quotaメニューからホームディレクトリの容量を有償で増加することができます。月当たり1,000円/3,000円/9,000円/27,000円(いずれも税別)の費用でディスク容量を100MB/1GB/10GB/100GBに増加できます。ディスク容量を購入する際、ホームディレクトリの容量増加のためではなく「新グループ用」と指定して購入すれば、新しいグループを生成してそのグループに購入したディスクを割り当てることができます。

ディスクプランの購入手続きは、まず、Disk Quota メニューから表示されるDisk Quota Planの画面で、購入を希望する容量プラン・期間(1ヶ月〜3年)・容量プランを割り当てるグループに関する情報(新グループ用/既存グループ用/個人用)を指定し、Purchase Inquiry(購入問い合わせ)ボタンを押します。システムからユーザと弊社に確認のメールが送られ、それを受けて弊社担当からユーザにメールをお送りします。その後適宜メールで対話して、ご注文いただきます。納品物として弊社からサービスコードがメールで送られます。受け取ったサービスコードを画面の所定の欄に貼り付けると、個人用のディスク容量が変更されたり、新グループが作成されてディスクが割り当てられたりします。

グループ管理機能(無償)

100MB以上のディスク容量プランを新規グループ用として購入しアクティベートすると、新しいグループが作られます。グループを作成したユーザはグループの初期の管理者となります。グループの管理者はメニューを使って各種の管理ができます。例えばグループの管理者はgem-lpb.comの登録ユーザのメールアドレスを指定してグループに参加させることができます。また、グループの管理者は他のメンバーを管理者に任命したり、特定の管理者を一般のメンバーに降格したりできます。新たにディスク容量プランを購入すれば複数のグループを作ることができます。ユーザは複数のグループに参加することができます。

デスクトップツール GemLPB(有償, 2021-09-21より)

台数・期間ライセンス費用(税別)
1台1ヶ月10,000円
1台1年間100,000円
1台3年間276,640円

GemLPBは本サイト搭載と同等のLPBフォーマットチェック機能とGフォーマットビューア機能を有するダウンロード型ツールです。Windows 10 64-bit, RAM8GB以上のPCが必要です。購入・ダウンロード・アクティベートの手順は次のとおりです。

  • (step 1) LPB交換サイトにログインしてGemLPBのインストールファイルをダウンロードします。
  • (step 2) LPB交換サイトからライセンス本数と期間を指定してライセンスを申し込みます。
  • (step 3) 弊社とのメールやり取りして見積もり・発注・支払・ライセンスコード受領を行います。
  • (step 4) LPB交換サイトに受け取ったライセンスコードを貼り付けて登録し、利用を許諾するエンドユーザのメールアドレスを登録し、エンドユーザごとにネットワークライセンスコードを発行します。
  • (step 5) エンドユーザは、(step1)でダウンロードしたインストールファイルをダブルクリックしてツールをインストールし、ツールを起動し、(step4)で受領したネットワークライセンスコードをツールに貼り付けつけることでアクティベートします。

本サイトのイントラネットへの導入(有償)

社内部門間でのデータ交換などイントラネットでのご利用をご希望の場合は、本サイトのサーバーソフトウェア一式をご提供することができます。その場合は利用ディスク容量に制限はありません。サーバーの管理者権限を弊社に提供する必要はありません。適宜インストールサービスと保守サービスをご提供可能です。推奨OSは Ubuntu 20.04 です。ライセンス形態はタイムベースライセンスとなります。費用はお尋ねください。