会社情報

  • 商号:株式会社ジェム・デザイン・テクノロジーズ
  • 住所:〒920-1161 石川県金沢市鈴見台4-8-21
  • 設立:平成20年4月1日
  • 資本金:800万円
  • 代表者:村田洋
  • TEL:076-254-5841
  • FAX:076-254-5842

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代表者略歴

1980年金沢大学工学部電気科卒。1980年から1984年まで株式会社コンピュータアプリケーションズにて受託ソフトウェア開発。1984年から1997年まで株式会社小松村田製作所にてアクティブフィルター・TVチューナー・DC-DCコンバーター等に関する回路設計とレイアウト設計の自動化技術開発。1994年から北陸先端科学技術大学院大学に学び、1995年「連続変形に基づくアナログレイアウトエディタ」にて修士号取得、1997年「矩形パッキングとそのVLSI配置への応用」にて博士号取得。1997年から1998年まで米国カリフォルニア大バークレー校客員研究員としてチップフロアプランアルゴリズム研究。1998年から2000年まで北陸先端科学技術大学院大学客員助教授。1998年から2002年までマイクロアーク株式会社において社長としてVLSIブロック配置ツール開発を指揮。2002年に矩形パッキングの論文がIEEE THE BEST OF ICCADに採録。2003年から2008年まで北九州市立大学特任教授。これまでに20数本の学術論文を発表。2002年から2008年まで個人事業村田洋デザインテクノロジとしてGemPackageを開発。2008年4月1日株式会社ジェム・デザイン・テクノロジーズを設立。現在に至る。

ミッション

EDA(Electronic Design Automation)という言葉をご存知でしょうか?

半導体設計の自動化を追求しましょう、というちょっと特殊な技術分野です。半導体は、生活の便利化のために様々な箇所で使われていますが、裏方の設計者は人知れず目の回る忙しさになっています。彼らを助けるための良い道具を作ろうと、古くから研究界と産業界が連携してEDA技術を進歩させてきました。

産学が連携してきたのは、 ブレークスルーを生むには実務と理論の両方を同時に見通すことが必要だからです。しかしいまや、基礎研究と実用研究の接点がだんだん取りにくくなっているのではないか、という危機感を私は感じています。 研究者が実用的たらんとすれば膨大な実務知識の壁を前に声を失い、実務者が問題の根本解決を図ろうと現象の奥をのぞけば深い学術的深遠にひきこまれる、という具合に。

私は長年実務者と研究者の立場を行き戻りして両方の立場から接点を見つめてきましたが、もはやこの接点をとるということ自体に身を置いて腰を据えてかかることにしよう、と考えてこの事業を始めることにしました。

問題解決の鍵は垂直的取り組みにあると考えています。応用分野に鋭くフォーカスし、関連する技術を実務から理論まで縦断的鳥瞰的に理解し、先端の設計ニーズに応える斬新なEDA技術を生み出したいと考えています。