GemViewはGPKファイルのビューアです。GPKファイルとはXML形式に沿って弊社が独自に開発した先進的なSiP物理設計データベースであり、弊社GemPackageの保存ファイル形式として使われています。
高度なSiP開発の現場では、SiPの開発部門以外の関係者 −− 主としてお客様や社内の企画営業部門・製造技術部門など −− が、最新のフィージビリティスタディ(FS)結果を適宜詳しく観察したい場合があります。開発部門がFSにGemPackageをお使いの場合は、そのような関係部門様においてGemViewを利用して最新FS検討結果を便利にかつ詳しく観察することができます。
開発部門から提供されたGPKファイルをGemViewに読み込むと、配置・ボンディング・基板配線の設計結果が表示されます。簡単な操作で、ネットの種類ごと、ワイヤの高さごと、基板配線層ごと、など適宜注目を変えて観察できます。図的な観察以外に、ネット一覧表・IO一覧表・ボール一覧表など、データ種類ごとに一覧表が観察でき、表操作を併用して柔軟にネットの割り当てや配線の取り回しを図的に観察できます。Package-on-Package(PoP)やChip-Package-Board(CPB)の全体像を見ながらピン割当てや配線の取回しを観察することもできます(そのようなデータの場合)。さらに、GemViewは3次元観察用のデータを生成することができ、お手元のGoogle Earth/Google SketchUpを使って手軽に3次元的な観察ができます。

GemViewと開発部門が用いているGemPackageとの主な違いは、GemViewは観察に徹している、という点にあります。GemPackageには観察機能のほかにデータの生成・修正機能、設計ルール設定・参照・検査機能があります。